交通事故の被害者が損をしないために!保険会社などへの報告や病院に行くこと!

交通事故の被害者になったら、損をしないためにするべきことがあります。何もしないと損害賠償金が少なくなる可能性があるのです。事故後に必要なことをしていないと、過失割合の交渉で不利になることもありえます。必要な行動を起こすことでトラブル回避に繋がるでしょう。

ここでは交通事故の被害者になったときにするべき行動について解説していきます。

交通事故の被害者の代理人は誰がなれるのか?

警察へ報告する

交通事故が起きたら警察へ報告するのが義務です。しかし、加害者は警察へ連絡しないかもしれません。その場合、被害者が連絡するか、周りの目撃者に連絡してもらいましょう。警察への連絡をしていないと、保険会社からお金が受け取れないことがあります。

保険会社は交通事故証明書がないと動かないからです。客観的に事故が起きたことを証明できないと保険会社は事故として取り扱ってくれません。被害者なのに保険金が受け取れないのでは、さまざまな面で問題が起きます。

また、警察の実況見分では事実をしっかりと主張することが大事です。加害者は自分に都合がいいように主張するかもしれません。被害者が反論しないと加害者が話したことが事実として実況見分調書に書かれることもあるのです。

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保険会社へ報告する

交通事故の被害者になったら、保険会社へ報告することが大切です。被害者の保険会社は過失割合でトラブルになったとき、当事者になる可能性があります。

そのため、最初から状況を知らせておく必要があります。保険会社によっては被害者だとしても、有益なアドバイスをしてくれることも少なくありません。そのような保険会社だと相談しながら交渉を進めることもできます。

また、保険会社に報告するときには弁護士特約について聞いておきましょう。弁護士に依頼して裁判をする可能性もあります。弁護士費用が保険から出るのであれば、裁判になっても問題はありません。保険会社に報告するときには裁判まで見据えておく必要があるのです。

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勤めている会社へ報告

勤めている会社には事故を起こしたらできるだけすぐに報告しましょう。事故後に病院に行ったり、保険会社の交渉をしたりなど時間を取られることもあります。そのため、事故について理解してもらっていると行動しやすくなります。

病院に行くために有給を使うこともあるからです。

仕事が忙しくて保険会社との交渉が進まないこともあるかもしれません。そんなときに仕事を代わってもらえると事故の対応ができます。また、会社には真実を正確に報告して、味方になってもらうことが大事です。事故の影響はさまざまな面で出ます。

例えば、いつもなら早くできる仕事が遅くなってしまうかもしれません。会社が味方になっていれば、回復するまでゆっくり仕事をするように言ってくれるでしょう。

事故直後に病院へ行く

事故を起こしたらすぐに病院に行くことが大事です。怪我をしているのが分かりやすいときにはすぐに病院へ行く人は多いです。しかし、傷がなければ、病院にすぐには行かない人が少なくありません。すぐに病院に行かないことで事故との因果関係が説明できなくなることもあるのです。

例えば、1か月後に急に頭が痛くなったとします。事故の影響で脳に異常が起きていて、症状が1か月後に出たのかもしれません。ただ、事故直後にレントゲン写真などを撮っていないと、証明することができないのです。このように体の内部にダメージを受けていることもありえます。

症状として出てくるのがいつになるのか分からないのが交通事故の怖い部分です。事故直後に病院で精密検査を受けておくと後々役に立つかもしれません。自分で大丈夫だと判断しないで、医師の診断を受けましょう。

証拠をできるだけ集めておく

事故が起きたら目撃者やドライブレコーダーなどの証拠を集めておくことが重要です。裁判になることを考えて証拠を揃えておくのです。目撃者がいたら、連絡先を交換して証言してもらえるように依頼しましょう。事故を記録したドライブレコーダーが見つかったら、データをもらうようにします。

ドライブレコーダーの場合、データを上書きしますので見つかったらすぐにデータをもらうことが大事です。また、加害者の車にドライブレコーダーがついているかもしれません。加害者の車に付いていたら、データをコピーさせてもらいましょう。

ただ、証拠が全くない状況では加害者に有利になることも多いです。事故が起きた当初から目撃者や証拠を探しておくと、見つかる確率が上がります。有力な証拠があれば加害者が過失を認めることにもつながります。証拠によって裁判になる前に決着することも少なくありません。

ボイスレコーダーやメモ帳で状況を記録する

ボイスレコーダーで加害者が話したことを録音しておくことは大事です。加害者は最初は過失を認めていたとしても、途中で自分の言い分を変えることがあるからです。ボイスレコーダーに音声が残っていれば、途中で言っていた内容が変わったという証拠になります。

スマートフォンの録音機能を使えば簡単に録音することが可能です。またメモには走り書きでもいいので聞いたことを記録しておきましょう。メモに書かれたことが後から重要な意味を持つことになるかもしれません。特に、医師、警察、保険会社、加害者との会話はメモ帳に残しておくと交渉が有利に進められる可能性があります。

弁護士などの専門家に相談する

弁護士などの専門家に相談することもポイントの一つです。証拠を残すなどの有益なアドバイスをしてくれるでしょう。また、弁護士であれば保険会社との交渉を受け持ってくれます。時間がなくて保険会社への対応が難しい人などは任せてしまった方がいいかもしれません。

さらに、弁護士が交渉するのであれば、加害者の保険会社は安易な示談を勧めてくることはないです。被害者が交渉相手だと保険会社は安い金額で示談しようとします。しかし、弁護士なら裁判所の判例をもとに算出した金額で交渉を進めてくれます。

他にも最初から弁護士に依頼すると裁判になったとしても有利になることが多いです。裁判までに証拠などを集める時間ができるからです。

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交通事故の被害者が損をしないためにすることのまとめ

交通事故の被害者になったときには、各方面に報告することが大事です。警察、保険会社、勤めている会社などに報告します。状況を説明することで現状を理解してもらえるでしょう。また、病院に行ったり、証拠を集めたりしておくことも大事です。

交通事故後にするべきことをしておくと交渉でトラブルに陥る可能性が低くなります。

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